リアサスのオイル交換&バルブ追加

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先日、フロントフォークを組み直して、リアもやらにゃダメだ!って思ったのでやってみました。
実験前の予備実験って感じなので全部携帯で撮影して大雑把ですが参考になれば幸いです。
とりあえず、シール類の調達は難しかったので、オイル交換とバルブ追加だけ行います。
誤解が無い様に書いておくと、リアサスは非分解設定で部品もスプリング単体かASSYでしか購入できません。
僕は興味本位で分解していて、もちろん自己責任の上で少しでも自分で出来たら良いなって感じなので
確実な性能を求めるならショップに出した方が良いです。



すでに分解してしまっている所からですが、次回はちゃんとした作業手順を載せようと思います。
ボディから抜いた中身は今回触っていません。完全を目指すならバラしておきたい所ですが、
頭のナットが怪しい止まり方をしていたので、ちゃんと調べて次回できたらやろうと思います。
大まかな手順はリザーブタンクのガスを抜いてから、スプリングを外し本体分解と言う感じです。

それで組む時に窒素ガスを入れるバルブを追加しないといけません。
余っていたタイヤバルブで代用できると思ったのですが、気の迷いで芯だけ圧入してみました。
でもこれは失敗だったので、下締めのバルブを探しました。





これが探して辿り着いた下締めのタイヤバルブで、バルブコアも温度に強いであろうピンク帯のコアです。
でも窒素ガスが10キロほど入るのであって耐熱耐寒はあまり関係ない気がします。
リアサスのバルブコアは通常白帯くさいですが確認はしていません。
このバルブだとキャップの厚みに丁度合うように調整できるので、漏れも無いと思います。
画像はちょっと締めすぎな感じです。





バルブを追加したので、どんなものかコンプレッサーで空気を入れて確認してみました。
タンクに何も入ってないよりは空気の方がマシだと思いますが、
温度に左右されてオイルにかかる圧力も変るのであまりよくないです。
とりあえず家のコンプレッサー程度では6キロぐらいが限界でした。
それでリザーブタンクは測るたびに恐ろしく圧力が落ちるので、
窒素ガスを入れる際は11キロあたりで入れると丁度良いと思います。
その辺は詳しくないのですが、抜く時も結構抜けて測り直せないので
自分でやるときはレギュレーターをそんぐらいにしてください。
窒素ガスだったらタイヤ屋さんでも扱っている所もあるので、
そこで入れてもらっても何百円程度だと思います。でも要確認。






すでに組んでしまってますが、今回の作業は漬け込むだけのオイルが無かったので
なるべく空気が入らないように部分的に漬けて組んだつもりですが多分多少は残っていると思います。
ストロークさせてやったあとに圧力をかけて
残った空気がバンジョーに来るようにしてから最後にブシュっと抜いてます。
まぁ、素人が自己満足でやっているだけなので大目にみてやってください。





スプリングを取り付けてバイクについているサスと交換します。
撮影がなければフロントと比べて作業も少ないし交換も楽です。





サスを取り外したら、乗り味を比較する為にセッティングを同じにして組み付けました。
この時点ではまだ窒素ガスは入ってなくて、空気が6キロぐらいです。




これで組み上げてから窒素ガスを入れに行き、帰りに峠(平〇台)を走ってみました。
リアサスの前にリンク回りを掃除してかなり動きが改善されていたのがありますが、
激しく振動していた減速帯はフロントからの振動が残るものの、まったく気にならなくなりました。
ギャップを拾っても、振られたり突き上げられたりするのが改善されたと思います。

ただ、前後のバランスが取れてないのと本気で攻めてないので速度が上がった時は
セッティングを変えていってみないと本当に腰があるのかまでは解りません。
これが有名なプラシーボ効果と言うやつかもしれませんが、
減速帯を気にせずに走れてアクセルを開けていけたので、何もやってないよりは効果が出てるんだと思います。
僕自身まだまだ勉強が足りず勢いでやった割りには満足のいく結果ですが、
出来ればもう一度きちんとした作業で組み直して、ショップでO/Hしたサスと乗り比べてみたいです。



実験終了





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