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ハンドルを左に切るとエンジンが停止する症状が出始めました。 ギャラリー 平○台8月8日動画(下り)参照 多分キルスイッチだろうとは思っていたのですが、どの辺りで接触不良または断線しているのかチェックをしました。 エンジンがかかる状態(この場合はハンドルを真っ直ぐ)にして、キルスイッチの配線を触っていきます。 スイッチからフレームに入り込むまでの間の配線を触るとエンジンは停止したので、 何度か触る位置を変えてこの間で不具合があるのを確認しました。 まずはスイッチを取り外していきます。 ※これをやっている時は気が付きませんでしたけど、普通にノーマルカードを使っていれば液晶に表示されるっスよね。 ネジ2本でスイッチが取れて、後はワイヤリングを覚えながら車体の外へ抜いていきます。 スイッチ側の配線を多少残して切断し、皮をはいで銅線を引っ張ってみます。 スイッチ付近で断線しかかっていれば銅線が抜けて、断線している位置がわかるのですが 抜ける気配がなかったのでフレーム側の黒チューブを後でつなげれる様に切り、 キルスイッチの配線(白/黒、緑)を切断しました。 切断した配線を抜いてしまいます。 すると緑の配線の一部が断線してクネクネになっていました。 今後の為にこれをバイクに合わせて断線した位置を確認しておきます。 ストッパーで挟んだ事もあったので腐食との合わせ技一本みたいです。 断線部分の皮をはいでみると中の銅線が腐ってました。 この配線のよく動く区間は腐れかけていると思ったので、切った分だけ配線を新しく作り替えます。 新しい配線はいらないハーネスから同じ太さの物を切り取って使います。 もとの長さより2〜3センチ長めに切ります。 切ったら銅線を出す前に黒チューブに通しておきます。 ある程度入れたら配線が入りにくくなるので、そのときは外の黒チューブを 縮めて伸ばすときに一緒に中の配線もつかんで伸ばしたりすると通りやすいです。 配線が通ったら皮をはいで繋ぐ準備をします。 伸縮チューブも適当な長さで切っておきます。 最初に配線に伸縮チューブを入れておき、その後に元の配線と新しい配線を差し合って強くネジります。 解けないように固定できたら半田ゴテでくっつけます。 配線がくっ付いたら伸縮チューブを上にかぶせてライターであぶればフレーム側の完了です。 あとは配線を引っ張ってやります。 最後に黒チューブを繋ぐ為にハーネステープ(ビニールテープ)で巻いてやります。 つぎにスイッチ側の配線を繋いでいきます。これも皮をはいで銅線を出しておきます。 これも伸縮チューブを先に通しておいて、両方の配線を差し合ってねじります。 もとの配線と違う色の線を使ったので、接続する時は元の配線どうしが合っているか気をつけます。 半田で止めたら伸縮チューブを張り付かせて、最後にハーネステープを巻いてやります。 これで断線は直ったので、後は元の通りのワイヤリングで組んでやれば作業完了です。 ハンドルを切ったらエンジン停止するのが直りました。このボロが!! 戻る トップ画面へ |