チェーン掃除

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これはヒドイ。
いくらホイールを磨いていてもチェーンがこんなのじゃただの洗車好きです。
むしろホイールは汚くてもチェーンやキャリパーが綺麗な方がよっぽどメンテしていると
前から言っていたのに、まったくする気配がないので強制的に洗浄させました。

ここまで汚れがこびり付いていると中性洗剤じゃどうにもならないので、
チェーンクリーナーを吹きつけながらハブラシで汚れを浮かせていきます。






チェーンの内側から汚れを落としていって一コマづつ完全に洗浄していきます。
画像左のように下側からチェーンを洗って、タイヤをバックさせるように回していくと
洗った汚れがチェーンにつかずに一周で綺麗になります。
バックじゃなくても綺麗になるんですけど、スプロケットの汚れが付くのと
手を挟んだり、拭くときもウエスが挟まったりするので、チェーンを洗うときはバックが基本だと思います。
ついでにスプロケットや手の届かないプロアームに付いた汚れも落としておきます。






洗浄が終わるとチェーンルブを吹き付けるんですけど、
これも内側のОリング部分2箇所と中のカラーの左右、計4箇所にタイヤをバック方向に
回しながらチョビチョビ出しながら吹き付けていきます。
4周でまんべんなくルブを吹き付けたら、あとはウエスでチェーンを押さえてバック方向に
回しながら馴染ませていきます。
あとは走ると遠心力で外側までルブが出てきます。
長期乗らない時は表側にもルブをたっぷり塗って錆びないようにはしますけど、
だいたい週に2〜3回乗っているなら駆動する部分にルブが付いてれば良いと思います。






チェーンをメンテするだけで体感できる程の違いがあります。
汚れた上からルブを吹き付けたって、まだ生きているチェーンでも
フリクションの塊のような動きしかしてくれないのに馬力だけを求めてしまう
年頃なんだと思います。三男坊18歳の夏。
ちなみに僕が18の頃はやっとプラグ交換を覚えたぐらいでした。

チェーン周りが終われば、ホイールの洗浄とリアブレーキ周辺の脱脂をしておきます。






ホイールも洗って組み付けたら、手でタイヤを回転させてみます。
プロアームスタンドにベアリングが付いているなら出来るんですが、
洗浄前は一周も回らなかったタイヤが一周半は回るようになり、止まる時もゆっくりと止まりました。

タイヤ回転数はプロアームスタンドのベアリングの状態やキャリパーの状態、ベアリングホルダの状態や
チェーンの張り具合でも変わってきますが、だいたい今までみたプロアームのタイヤは一周半ぐらい
回れば悪くはないと思います。

僕が使っているメンテナンススタンドはデイトナ製でベアリング入りです。1万7000円ぐらいだったと思います。
バトルファクトリーだったか、ベアリング有りと無しの2タイプがあったと思うのですが、
せっかくのスタンドでもタイヤが回らないとメンテが凄くし辛いので、これから買う人の参考になると幸いです。





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