ステムベアリング インナーレース交換

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ステムシャフトのインナーレースを交換します。
ステム取り外しステムベアリング アウターレース交換 の続きです。
まずは、この汚らしいベアリングを抜いてしまいレースのみの状態にしたら、スプラインの保護でステムナットを付けておきます。






打ち抜くのはタガネと鉄ハンマーを使います。
タガネ自体に重量があり、安定して打ち抜いていけます。






シャフトの先を踏んだりして軽く固定したら、ドガンとブッ叩いていきます。
あっちゅう間に抜けてしまうので、「タガネいいねぇ〜」って言いながらも、
ステムの塗料が削れて行く様をご覧ください。






特にコメントが無いです。2〜3発おきに撮影してます。






抜けました。 シャフトにも傷が入らず1分程度で抜けてしまいました。
前回(凄く前)の苦労は何だったのか、タガネ便利良いです。
あ、別にタガネの製造元からは何も貰ってないです。






外す物を外したらステムを洗浄しておきます。
錆とかもあったので頑張ったんですけど、たいして綺麗にはならなかったです。
とりあえずスプラインは入念に洗っておきました。






ダストシールを入れたらインナーレースを打ち込んでいきます。






最初はいらなくなったレースの内径を削って広げればアタッチメントに使えて、向かい合わせに入れた後
鉄パイプで圧入するつもりだったのですが、またまた職人さん(えっちな溶接工)が手助けしてくれました。
レース部分の内径が30mmなので内径30mmの鉄パイプをスカスカになるまで広げてもらい、
叩き込めるように蓋も溶接してもらいました。






本当の事を言うと、「これに合うパイプ削って来い。お願いします」と頼みました。
これでステムは出来上がったので組み付けていきます。




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