ミッション取り外し

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最初にミッションオイルとクーラントを抜いておきます。
クーラント液は再利用したかったのでペットボトルに入れておきます。
クラッチスプリングを取りプレッシャープレートを外して、クラッチ板を取っていきます。
奥の方はピックを使うと楽です。





クラッチ板を外したらリフターピースとスチールボールを取っておきます。
キックペダルも取り外しておきます。




ウォーターポンプのホースを取り外し、残っているクーラントを抜き取ります。
今度はL側のスプロケットとシフトスピンドルを抜きます。
最初にチェーンを緩める為に17mmのボルトを緩めます。




車載工具でチェーンを緩めたらL側のカバーを外していきます。
スピードセンサーを取り外したらLクランクケースカバーを取り外します。






スプロケットのロックプレートの爪をおこしてフィキシングプレートを取り外します。






これでスプロケットが外れるので、次はチェンジアームを取り外します。





シフトスピンドルにビニールテールを引っ張りながら巻きつけてマスキングをします。
カウンターシャフトにもОリングを取り付けてオイルシールが引っかからないようにしておきます。
センターロックナットを外すのにユニバーサルホルダといらなくなったクラッチ版を使います。





クラッチプレートを重ねて溶接した物にユニバーサルホルダがつけれるようにしてあります。
クラッチプレートは溶接じゃなくても、穴をあけてボルト止めでもいけると思いますし、
ユニバーサルホルダだけでも頑張ればなんとかなります。
専用工具を買うのが一番なんですけどね。
ロックナットのカシメを上げてやり、27mmソケットで取り外します。





結構硬いのでラチェットの頭を押さえてやりながら、グッグッと一気に力をかけてやると外れやすいです。
ロックナットが取れたら「OUT SIDE」の文字が入ったワッシャーも取り外しておきます。
これでクラッチセンターが外れるのでクラッチアウターを止めているボルトを外していきます。





クラッチアウターが共回りするのでドライバーなどを挟んで止めておきます。
クラッチアウターが外れたらプライマリードリブンギヤのノックピンに気をつけます。
外しておいた方がなくさないんですが、僕は付け忘れそうなんでそのままにしておきます。





Rクランクケースのボルトを緩めて、クラッチを止めているボルトも外しておきます。
ケースのボルトは長さが3種類あるので、僕はどこに止まっていたか長さで覚えてます。
ボルトを入れる時も突き当たるまで挿してみたら合っているか間違っているかすぐに判別がつきます。





これでクランクケースカバーが動くので、少し動かしてやってからビューターパイプのボルト2本を外します。
ケースが付いたままだと奥側のボルトが面倒なのでケースを動かしてからの方が楽だと思います。





クランクケースカバーが外れたらプライマリードリブンギヤも取り外します。
ギヤの中にニードルベアリングが2つとカラーが1つ入っているのでこれも抜いておきます。





キックギヤも取り外します。
スプリングをクランクケースから外すと引き抜けるのでワッシャーも忘れないように取っておきます。





だいたいワッシャーはケースに残ってます。
ガスケットを外してミッションオイルポンプを取り外します。





ボルト3本を取るとオイルポンプが外れるので、
Оリングとノックピンも外したのを確認して無くさないようにしておきます。
オイルポンプが取れたらシールプレートも取り外します。





シールプレートが外れるとシフトスピンドルが抜けるので、これもワッシャーを取り外しておきます。
あとはミッションを固定しているボルトを緩めたらミッションが抜けます。





撮影の為に片手ですが、両手で支えながら真っ直ぐミッションを抜きます。
ミッション外し完了。





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