キャブレター ニードル交換

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キャブレターのニードルをリンクアームを外さずに交換します。
この方法だとキャブレターを車体から外さなくてもニードルの交換が出来るのですが、
部品が落ちると言う事があるので普段はやらない方法だと思ってます。
10mmスパナとプラスドライバーがあればキャブレター単体は外せるので
僕はキャブを外してリンクアームを抜いています。

キャブレター脱着
キャブレター スロットルバルブ交換

まずはトップカバーのネジを外すと、パッキンが出てくるので取っておきます。






スロットルバルブについているプラスネジを緩めると、途中がネジ切ってない部分があるので
指で引き上げてやってからまた回して取り除きます。
それからスロットルバルブが全開の位置なるようにリンクアームを回して適当な物を挟んで固定してやります。
画像右の「適当な物」は割れたスロットルバルブです。






スロットルバルブを下から指で支えながら、
リンクアームに付いているスプリングの付いたスロットルリンクピンを動かしてスロットルバルブからピンを抜きます。
スロットルリンクピンを動かしすぎるとリンクアームから取れてしまって面倒になるので、
スライドさせてスロットルバルブがフリーになったらもとに戻しておきます。
スロットルリンクピンが邪魔になるので適当に動かしてニードルを固定しているプラスチックの蓋(ジェットニードルホルダ)を緩めます。
押し込んで少し回転させてやると外れます。





ピンセットなどで外れたニードルホルダを取り除き、ニードルを下から押し上げてとります。






純正のニードルはクリップ位置の変更ができなくてプラスチックの蓋(ニードルホルダ)と別々に取らないといけないのですが、
HRCの部品を使うとクリップ変更が出来てニードルホルダにスプリングで止めれるようになります。
僕のニードルは無鉛ハイオクのA25で主にBかCを使っています。
無鉛ハイオクのニードルは、A25A、A25B、A25Cとあってそれぞれ径が違い
Aが細くCにむかって太くなっていきます。
スロットルバルブを指で支えつつ交換するニードルを元の通りに入れます。





ニードルホルダーを押し込んで少し回転させてやれば固定できます。
スロットルリンクピンを元の通りに差し込んで止めます。





片方が終わったら反対側も同じ作業をしてニードル交換は終了です。




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