フライホイールを外す

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エンジンのシャーンという音で一番最初に疑ったのがクランクベアリングです。
原付とかのエンジンならフライホイールを外してクランクシャフトをチェックすればすぐにわかるんですが、
NSRではした事がなかったので試してみます。
ユミバーサルホルダーでフライホイールを固定して、真ん中のボルトを外します。



緩んだところです。


ボルトを取ると空洞になったシャフトが見えます。


これにNSR専用の特殊工具を入れます。これがないとフライホイールプーラーをいれても意味がありません。 エンジンをイジるなら持っていた方が良いと思います。

フライホイールプーラーアタッチメント 07HMC-KV30100
ちなみに特殊工具はバイク屋で頼むといつだってB/Oです。だいたい一週間か一ヶ月ぐらいできます。パーツランドM’sでも売っています。\1,102




アタッチメントを差し込みます。


フライホイールプーラーは反時計回りで締まっていくので、赤の矢印の方向に締めてフライホイールに取り付けます。
そしてプライヤーレンチやモンキーレンチなどでプーラーをつかんだら、十字の棒を時計回り(青矢印)に締めこむとフライホイールが取れます。
締めこむ時はある程度硬くなったら後は金ハンマーでズドンと小突けばすぐに取れます。



取れました。このときにアタッチメントも取っておきます。


ACジェネレーターのボルトを取ります。


取れたらジェネレーターをはぐりシャフトをむき出しにします。


クランクのベアリングにガタが出ていたら、シャフトもガタガタと動くので解るのですが、
シャフトは全く動きませんでした。
原付とは違うのか、このエンジンは動かなくてもダメなものはダメなのかがさっぱり解りませんでした。
とりあえずガタガタ動くよりは良いんですけど、シャーンって言う音の原因をもっと探ってみます。
組むときはシャフトのウッドラフキーとフライホイールの溝を合わせて押し込み、後は逆の手順で組んでいきます。





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