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チャンバーのカーボン量やドライ又はウェットかで効果は大きく違ってきます。 僕の5年物のチャンバーで実験していますので、それを参考にしてください。 これは実験ですので、カーボン除去をする方法がこれだけとは限りません。 あくまでも参考にとどめて、作業する場合は自己責任でお願いします。 今回参考にしたサイトは94NSR250乗りの よもや さんの 【BonsaiRoad】 です。 カーボン除去の作業が詳しく載っていて、画像が見やすく色んな比較データもあるので、 ここを見る前に是非訪問してください。 一日目
左から、パイプクリーナージェル、パイプ洗浄剤 製造元【第一石鹸株式会社】で群馬県です。 画像右、パイプクリーンジェル 製造元【第一石鹸西日本株式会社】で福岡県です。 この2社は親子のようで、今のところ水酸化ナトリウム含有量が4%の製造元はこれだけしか確認されていません。 洗浄剤の名前は違いますが中身は共通らしく、この2社が色んな地区に卸しているみたいです。 ホームセンターではナフコ(西日本のみ)では発見しましたが、他にダイエーにも置いている可能性があります。 意外なのは各地の大型ホームセンターではほとんど見かけないと言うことで、 発見できそうなのは薬局など結構ローカルな所で販売されているとの意見が多かったです。 他に何か情報がありましたら掲示板に宜しくお願いします。
パイプ洗浄剤を投入します。 よもやさんのサイトで見たようにフランジの部分がかなり取れにくいとの事なので、 目一杯まで入れていきました。 2本とも聖水を注入します。 しかし6リットルでは足りなくなり、あとは水を足しました。
二日目
三日目 いよいよどれだけカーボンが落ちたか液を抜いてみます。 バケツに垂れ流すと、黒くなったパイプクリーンジェルがドバドバ出てきます。 その後、水で中を何度か洗浄して黒いのが出なくなるまで洗います。 結果 チャンバー室はかなりカーボンが落ちているようですが、 問題のフランジ部分とテールパイプあたりがそれほど落ちていませんでした。 やはり5年分となると一回ぐらいでは落ちないようです。 そこで、またホームセンターに行きパイプクリーンジェルを6本購入して、 今度はフランジを主に落とせるように色々と買ってきました。 これがフランジの栓役をする「アオリゴムNo.2」です。 これもホームセンターで売っていました。2つで600円。 フランジの径が48〜49mmぐらいあったので、50mmまでテーパー型になっているゴム栓です。 これの真ん中に穴が開いているので、ボルトを差し込んで埋めてしまいました。 後から思えば空気穴になるので、ボルトの栓は最後にすれば良かったと思います。 そのほかにも、厚み1〜2mmのゴム板を買ってきて、 逆さまにしたフランジ本体部品と挟んでチャンバースプリングで張っても水は漏れないような気がしましたが、 これでいけると思ったので買っていません。 フランジに栓をします。 買ってきたゴム栓はピッタリで、しばらく水を入れて様子をみましたが大丈夫そうです。 それからパイプクリーンジェルをテールパイプ側から注入して、 フランジに液がいくように何度か傾けて最後足りなくなったら水を足しておきます。
これに保険のつもりで、 48mmの「エラストマーゴム脚」というのをかぶせておきました。 ゴム栓を買いに行った時にたまたま隣の棚で見つけて、はめてみたら取れなくなったので使えるなと思って購入しました。
四日目 テールパイプのゴム栓を外して落ち具合を見てみました。 明らかに横向きで放置した時より落ちているようです。 やはりフランジを下にした縦置きの方が効果が高いという事がわかりました。 中を触るとヌルヌルしていて水で洗えばカーボンが全部取れるんじゃないかと思えるほどで、 3回目までやると確実に綺麗になるという感じですが、面倒くさいのでこれでもう一日放置してみたいと思います。 五日目 液を抜いてみました。 これでもか!ってぐらいにフランジ部分がしつこいですね。 あとテールパイプもしつこく完全には取れていませんが、 チャンバー室やフランジの手前までは完全にカーボンが落ちているようです。 画像でもわかると思いますが、チャンバー内の溶接目が見えるほどです。 六角レンチで叩くと見事な共振音がしています。 しかしテールパイプを叩くと音が鈍くなるので、もう一回やってみようと思います。 ホームセンターまで行って、またまたパイプクリーンジェルを買ってきました。 さすがにこの数日で買いまくっているので、棚にはもうありませんでした。 液を投入してまた明日まで放置してみます。 六日目 パイプクリーンジェルを3回投入した結果を見てみます。 最初に投入した時より黒いのが薄くなっていて、もう落ちるカーボンが無くなりかけているのではないかと期待が持てます。 実験は成功と言って良いのではないでしょうか。 三度目の液を入れるときに、バールでフランジの部分を削っておいたのですが、 やはり少しカーボンが残っています。 テールパイプも写りが悪いですが溶接目がはっきりと奥の方まで見えています。 フランジ部分のカーボンの残りは上下で差があり、液を入れた時にできた泡が放置中に上に溜まり効果に差が出たのではないかと言うのと、 水を足す時も勢いよく入れて泡がたったので、泡を無くす事で全体的に効果を上げる事が出来るのではないかと思います。 パイプ洗浄剤は薄めずに原液だけを使い、泡を立てずに綺麗にチャンバーをみたせればもっと効果が上がるだろうと思います。 テールパイプの継ぎ目部分は一番詰まりやすいと思いますが、 この部分も原液を薄めずに縦置きで放置する事で、かなり落とせていると思われます。 叩いた音での判断なので、フランジのように所々にカーボンの塊があるかもしれませんが、 定期的にクリーニングを繰り返せば十分な性能を維持できるのではないかと思います。 縦置きでの放置もフランジの口を上に向けたり下に向けたりすれば、 より均等な効果が期待できると思います。 実験終了 戻る トップ画面へ |